暇つぶししかしないブログ

無名バンドマンの考えごととか

小説紹介#3 スロウハイツの神様 / 辻村深月

こんばんわササクレです。

 

今日は一日中雨だったので基本的に家にいて大人しく仕事をしていました。

 

完全なる自由業なので、だいだい15日越えたあたりから稼ぎが少ないことに気付いて焦り出すのが毎月の恒例行事になっています。

 

自分を律することができる人間になるのが今年の目標です。

 

さて今日は小説紹介ということになるのですが、非常に大好きな1冊を紹介したいと思います。

 

bookmeter.com

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スロウハイツの神様 上下巻だ!

 

あまりにも好きすぎて5回は読み返していますが、その度に考えさせられるものがあります。

 

大まかなストーリーとしては若きクリエイターたちが集まるスロウハイツでなんやかんやあるという風になっているのですが、たぶんモチーフは手塚治虫がいたことで有名なトキワ荘ですね。

 

小説家のチヤダコーキや漫画家志望の狩野、映画監督を目指す長野、絵描き志望のスー、そして大家であり脚本家の環がメインになってます。

 

でこれは是非とも20代前半あたりの人たちに読んで欲しいんですけど、何というか青春感が凄いんですよね。

 

若い時故の過ちとかすれ違い、そういう痛みを描くのがとても上手い作家さんなんですよ。

 

あとこの人の小説にはよくダメ男に依存してしまう女の子が出てくるんですが、今作でもそれは相変わらずで読んでるだけで相当イライラしてしまうシーンがあります。

 

なんでそこまで言いなりになるかな!とか思ったり、うおー!うぜえ!

 

ってなるくらい恋は盲目状態になってて感情移入しまくりです。

 

あと一応ミステリーにはなるんですが、人が死んだりとかは基本的にないので残酷描写苦手でも安心して読むことができます。

 

しかし、張り巡らされた伏線がラスト付近で一気に回収されることにはなるので、人が死なないミステリとしては充分に楽しめることになるでしょう。

 

やっぱり共同生活っていうのをしたことがない僕としては、日常シーンなんかでも凄く憧れるものがあって羨ましくなります。

 

始めて読んだのは大学生の時だったんですが、読んだ切っ掛けはたぶんジャンプの編集者コメントのところで誰かが、スロウハイツの神様読了。素晴らしい作品でした。

 

って書いていたのが理由だった気がするな-。なつかしー。

 

辻村さんの小説って作品によっては重苦しいものもあるのですが、スロウハイツの神様は最初に読む本としてはうってつけなので絶対にオススメです!

 

めちゃくちゃ気を付けて読んでいないと絶対に気付けないこともあったりするので、読み返したくなることは必須。

 

人間ドラマとしても一級品になっているので時間がある時に一気読みして欲しいと思います。

 

ひとまず今日はこの辺で!

 

Neighborhood #3 (Power Out) / Arcade Fire