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暇つぶししかしないブログ

無名バンドマンの考えごととか

ロックバンドに「会いに行く」って距離感おかしくない?

どうもヨコミチです。

毎日ひきこもってたら11月になってて、時が過ぎる早さに怯えています。

ブログの更新も全然してなかったんですけど、まあそれはさておき!

 

毎週のようにインディーからメジャーまで多くのバンドがリリースをしており、それに伴ってツアーを組んで各地で演奏活動に勤しんでいるわけです。

 

で、ツイッター見てると「今日は~(ロックバンド名)にやっと会いに行ける!」といったようなつぶやきをよく見かけるんですが、個人的にめちゃくちゃ違和感覚えるんですね。

 

は?普通に言いますけど?

 

っていう人も勿論たくさんいるとは思うけど、そもそも「会う」って言葉の意味は

"ある場所で顔を合わせ、互いに相手を見てそれと認識する。対面する。 《会・逢》 「彼は先輩に-・うため、自宅を訪問した」 「五時半にいつもの喫茶店で-・おう」"

kotobank.jp

という用法で使われるのが普通ですよね。

 

なんで僕が疑問に思うかというと、あたかも相手からも認識されている。みたいな使い方をしてるように感じられてしまうからですね。

 

■相手によりけりだけれども

 

そもそも僕が、バンドに「会いに行く」っていう言い方をしてても違和感を覚えないのは、お互いに交流があるバンド同士が発する時と普通に友達な時くらい。

バンド単位で繋がっているんだったら当然親交度合いによっては友人然とした付き合いにもなってくるし、「見に行く」っていう言い方の方が距離を感じます。

 

また、プライベートな連絡先(LINE、メールアドレス)を知っているくらい関わりが深かったとするのならば、相手がロックバンドだとしてもまだ分かる。

アマチュアバンドマンの連絡先なんて割と簡単に入手できるからね!(絶対にお客さんには教えないって人もそりゃいるだろうけど。)

 

けれども、Zeppやアリーナなんかでライブするようなバンドの1ファンだと、当然ながら面識なんてあるはずもないだろうし、そこで「会いに行く」って言ってしまうと距離感がぼやけてしまうんですよね。

 

■特に最近顕著なのは何故か

 

で、こういう言い方でライブ鑑賞を表現するのってここ数年で特に顕著になってるなー。と個人的には思うんですよ。

例えば僕が十代の時に「今日アジカンに会いに行く!」って言ったとしたら周りの友達は全員「はあ?」みたいな反応を漏れなくしたはずです。

 

「会いに」って言ってるということは、発した側からすると無意識下のうちにコミュニケーションが成立してるってことになってるのでは?と不安に思ったりも。

何故そうなったのかというと、メンバーと直接顔を合わせる機会が増えたからではないでしょうか。

 

■握手券とハイタッチ会、SNSの存在

 

そこで思い浮かぶのがAKBグループの商法として存在している握手券。従来手が届かない相手だったアイドルを身近に感じられる、実に革新的な手法だと言えますよね。

まあ、CDがただのゴミになるだの音楽聴いてないじゃん!等の問題は色々発生してたけど、ここでそれを持ち出しても意味ないので割愛。

 

で、この現象に目を付けたレコード会社だかマネジメント会社だかは知りませんが、あろうことかロックバンドに対しても殆ど同じ手法を採用してしまったんですよね。

ライブ会場限定購入で開演前にハイタッチ会!とか抽選で楽屋にご招待。とかね。

 

レコード会社にとってもバンドは商品なので売り上げを伸ばすための努力としては妥当ではあるでしょう。しかし、引き替えに元来ロックバンドが持ちえた孤高性、カリスマ性を排除するような結果になったのは間違いありません。

 

そもそも売れてるロックバンドだとしても、一部の例外を除いて見た目は普通の近所の兄ちゃん然とした外見をしていることが多いので、実際に対面したらそりゃあ親近感湧きますよ。

普段は一方的に眺めていた存在がこんなに近くに!ってなったら応援する気もアップするし、グッズだってたくさん買うでしょう。

 

そして今現在たくさんのバンドマンがTwitterを利用していて、時にはファンと直接言葉を交わす。っていうのも一因になっているはずです。

 

■本質は何も変わらないはずだけど

 

ファンが「会いに行く」と言ったところで実際に対面できるわけでもないし、別に構わないじゃないか。というのは思いますが、ロックバンドってそんなに親しみやすいものだったっけ?って考えてしまうんですよね。

まあ、この辺は前時代的な考え方になっているとは自分でも思うけど。

 

でもあたかも友達に会いにいくような発言をして、距離感が近いように錯覚するのは個人的にあまり好きじゃないし、なんなら気持ちが悪いです。

「会いに行く」ってつぶやきを見たら心の中で、いやいや!絶対友達じゃないでしょ!と思ってしまう。

 

これは僕が好きなバンドに対しては、強い憧れを持ち続けてるから思うことなのかもしれません。

 

■いかがだったでしょうか

 

どういう言い方をしようが見に来てくれる人が多いのはバンド側にとって喜ばしいことなのは間違いないけれど、やっぱり「会いに行く」っていう言い方はピンとこないなあ。というお話でした。

錯覚なんてしてねーよボケ!死ね!!と言われることは予想してます。

 

しかしなんかこう、日本語として正しく機能してないものを見るとむずむずする。

ご意見、批判等は甘んじて受け入れます。

 

それでは、皆さん良いミュージックライフをお過ごしください。